海と山と里が織りなす豊かな大地 北茨城

北茨城は海と山と田畑などの里が織りなす自然豊かな土地

花園山や栄蔵室を中心とする山間部は渓谷あり、ハイキングコースありで四季を通して素晴らしい自然を満喫できます。

大津・平潟の2つの漁港を有する海岸部は、五浦海岸、二ツ島の美しい景観が有名です。また、海水浴場や漁協直営の食堂など、豊かな海の恵みを楽しめます。
そして自然豊かな里山は、米や野菜、自然薯やキノコ類、リンゴなどの果樹など多くの農産物を育んできました。

大震災の傷跡

しかし、東日本大震災では大きな被害を受けました。
津波の直撃により、海側の漁港を含めた加工工場、住宅などが大きな被害を受け、山間部においても家屋の損壊など、大変な損失を被りました。5人の方が亡くなり、1人が行方不明となる人的被害に加え、産業も壊滅的な被害を受けました。
今回ご紹介する北茨城市漁業歴史資料館【よう・そろー】もその一つです。海の伝統文化や、茨城の漁業などについて学べる施設であった【よう・そろー】は、大人の背丈ほどもある波に飲み込まれ、展示物のほとんどが流失しました。

津波があったところでもう一度オープンすることに意味がある

いまだに震災の爪痕深い北茨城ではありますが、徐々に復興の兆しが見えつつあります。今回再オープンする【よう・そろー】はその象徴のような施設です。
「津波があったところでもう一度オープンすることに意味がある」
すべてを失ったこの地に、もう一度同じ施設を再開する。それこそが復興の象徴となり、更に一歩進める原動力となるのではないか?という思いを込めて、たくさんの人の協力のもとに、今回のリニューアル記念日を迎えました。リニューアルオープンには近隣の住民をはじめ、友好都市である坂東市などからも多くの人たちが集まり、その復活を祝い、そしてこれからの復興に弾みをつけるようなイベントとなりました。

北茨城市漁業歴史資料館【よう・そろー】のご紹介

国選択無形民俗文化財である伝統の「常陸大津の御船祭」の祭事船の実物展示や、伝統の調理法であるアンコウのつるし切りの模型、 漁具など漁業の歴史や漁法、伝統文化などをご紹介しています。大人から子供まで楽しめる施設として、2013年7月13日にリニューアルオープンしました。

「常陸大津の御船祭」の祭事船展示室

国選択無形民俗文化財である伝統の「常陸大津の御船祭」の祭事船の実物と、祭礼時の装飾や様子をご覧いただけます。

シアター室

3.11の映像と復興までの足取りの映像を放映しています。また、震災体験者の実の声をヘッドフォンで聞いたり、震災当時の写真と復興後の写真をタッチパネルで閲覧することができます。

魚のフィギュア展示室

北茨城に住む魚の模型(フィギュア)を展示しています。

大津異人上陸劇場

江戸時代に黒船が到来し、アメリカ人が上陸した様子やその後の影響を紙芝居風にアレンジています。

あんこう展示室

あんこうの吊るし切りのフィギュアやあんこう料理のレシピなどを展示しています。 テレビゲーム風のあんこうゲームもお子様に大変人気です。

売店

北茨城の物産(特産物の加工品など)を販売しています。


北茨城市漁業歴史資料館【よう・そろー】の周辺施設

ようそろー物産館

地元大津漁港に水揚げされた魚介類を中心に様々な種類の水産加工品を揃えています。各店舗ごとに特徴ある商品を販売しています。

http://yousolo.main.jp/

市場食堂

地元の大津漁業協同組合が直営する食堂です。
130名収容の大ホールです。
大型バスの駐車場も完備しています。

http://www1.ocn.ne.jp/~o2ichiba/index.html

茨城県天心記念五浦美術館

五浦は、明治39年に日本美術院第一部(絵画)が移転し、岡倉天心や横山大観をはじめとする作家たちが活躍した歴史的な地です。
その業績を顕彰するとともに、優れた作品が鑑賞できる美術館として平成9年11月8日に開館しました。

http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/

六角堂

明治38年に岡倉天心が自ら設計したもので、「観瀾亭」ともいわれ、仏堂、茶室を兼ね備え、朱塗りの外壁と屋根に宝珠を装った六角形の建物です。
五浦海岸の茨城大学五浦美術文化研究所内にあり、天心が読書と思索にふけった場所といわれています。緑の松林を背後に、前には太平洋の白波が砕け散るその雄大な姿は、訪れる人々に感銘を与えています。
近くには天心記念美術館があり、ゆかりの人々の作品が鑑賞できます。
*東日本大震災により流失しましたが、このたび創建当時の姿に再建し平成24年4月28日から一般公開が再開。

北茨城市歴史民俗資料館

北茨城市に生まれ日本三大童謡詩人の一人とされる野口雨情の偉業を顕彰し後世に伝えるために開館されました。
また、北茨城市の歴史と民俗コーナーでは、現在までの市の歴史や民俗を紹介するとともに、かつての基幹産業であった炭鉱関係資料等が展示されています。

http://www.ujokinenkan.jp/


グリーン・ブルーツーリズム ~海と山と里を楽しむ北茨城~

海岸・海水浴場

五浦海岸

五浦海岸の大小の入江と美しい松林は「日本の渚100選」に、海岸の波音は「日本の音風景100選」に選ばれています。

あかねとぴあ

北茨城市内や太平洋を一望する丘の上にはこどもたちの遊べる広場もあり、遊歩道では四季折々の草花が楽しませてくれます

マウントあかね

マウントあかねは高台に立ち、客室からは、太平洋が見渡せます。
夜には眼下にひろがる夜景もお楽しみいただけます。
客室タイプは、ゆったりおくつろぎいただける和室(10畳、8畳)と和洋室のほか、家族や仲間たちと楽しめるロッジタイプがございます。

http://www.mountakane.com/

ガラス工房シリカ

ガラスを体験し、見学し、皆さんにガラスを知ってもらう施設です。
ガラスの原料は、大部分が硅砂(シリカサンド)から出来ています。
SILICAの名は、ここから付けられました。ガラスの持つ美しさ、作ることの楽しさを感じ取れる人とガラスのふれあいの場です。

○吹きガラス体験・・・・・・・・・・・毎週日曜日のみ
○バーナーワーク体験・・・・・ ・毎週月曜日~土曜日
○サンドブラスト体験・・・・・ ・・・随時体験可
○リューター体験・・・・・・・・・・・・随時体験可
○ジェルキャンドル体験・・・・・随時体験可

http://www.studiosilica.com/

農村体験館グリーン工房

農村生活体験館です。
訪れる方々に農村での生活を実感していただくために誕生しました。
・石窯ピザ焼き体験・そば打ち体験・ブルーベリージャム作り体験
・創作パン作り体験・野菜収穫などの体験ができます。

バーベキュー広場

手ぶらでバーベキューを楽しんでいただけます。
(要予約)

花園花貫県立自然公園

花園渓谷

花園川上流一帯の渓谷が花園渓谷です。
うっそうと茂る樹木と適度な湿気を含んだ森の空気は自然の宝庫、春のシャクナゲや初夏の新緑、秋の紅葉スポットとしても有名で、四季を通じお楽しみいただけます。
特に、花園川を挟んで、カエデ、イヌブナ、ヤマモミジ等の紅葉は絶景です。また、花園渓谷を挟んで上流の猿ケ城渓谷、下流の浄蓮寺渓谷と見所が一杯です。

花園神社

征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建とも、慈覚大師の開基とも伝えられています。大杉、高野槇の老木が立ち並び、木々の緑に朱塗りの仁王門、拝殿、本殿が映える様は荘厳です。
また、石楠花におおわれる春の美しさも格別です。

http://www.kitaibarakishi-kankokyokai.gr.jp/page/page000006.html

花園オートキャンプ場

花園川が間近に流れる自然の中でオートキャンプを体験できます。
各サイトには、電気、簡易水道が設備されています。

http://www.hanazono-autocamp.com/index.htm

復興への願い

~明日を信じて、元気!北茨城~

重要無形文化財に指定されている御船祭は5年に一回の大きな祭礼です。
いよいよ来年の5月3日に迫りました。祭りの中心となる船がおさめられているのが【よう・そろー】なのです。
海に生きる人間たちの思いと祭礼の中心であるご神体を乗せて、船は北茨城の街をめぐります。来年、すべての傷が癒えてはいないでしょう。しかし、街の再建と心の復興を祈りに変えて、大いなる祭りが執り行われます。今年の夏にその準備が整ったことが、街の誇りでもあり、再建にかける人々の意気込みでもありました。
明日を信じて!北茨城が復興し、更なる飛躍を迎える下地が整いました。

常陸大津の御船祭

大津町の佐波波地祇(サワワチギ)神社で、5年に1度、5月2~3日に行われる春の大祭です。

国選択無形民俗文化財指定の御船祭は、神船の両側に海の幸を描き、御輿を乗せた神船を、水主(歌子)の歌う御船歌や囃しにあわせ300人ほどの曳き手に曳かれ町中を練り歩きます。
船底に車輪はなく、ソロバンとよばれる井桁状に組んだ木枠100丁を敷き、20、30人の若者が船縁にとりつき左右に揺らしながら木枠の上を滑らすように曳いていくという、見ごたえのある勇壮な祭りです。
次回は平成26年に行われます。

北茨城市長に聞く、北茨城市の今とこれから

北茨城市の魅力とは?

北茨城市には、花園川上流一帯の花園渓谷や富士山を望める最北限として知られる栄蔵室をはじめとした里山のほか、豊かな漁場で獲れた海産物を水揚げする平潟港・大津港や美しい海岸線を持った、自然豊かな環境が自慢です。また、「十五夜お月さん」で有名な野口雨情の生地であり、近代日本美術の発展に大きな功績を残したことで有名な岡倉天心がこよなく愛した六角堂のある美しい五浦海岸、幻想的な二ツ島を臨む磯原二ツ島海水浴場などの文化、芸術、観光などの地域資源が豊富にあります。
首都圏から2時間で来ることができるので日常の合間に「ホッと一服できる」、そんなところだと思います。【天心が想い、大観が描き、雨情が詠んだ感動のふるさと】北茨城は、自然・歴史・文化を併せ持った、魅力の詰まったまちです。

2011年3月11日に起きた大震災から2年が経過し、復興に向けた様々な取り組みをされていると聞きました。今後はどのような北茨城市を目指していますか?

平成24年度までに、約1200棟にも及ぶ家屋の解体、瓦礫の撤去や道路の整備などの復旧作業はほぼ終わりました。
北茨城市は、本年を【復興実現の年】と位置づけて、【元住んでいたまちよりもさらに魅力のあるまちづくり】を目指し、市立総合病院の開院、平潟・大津・中郷地区の3箇所における災害公営住宅建設、また高台の避難公園の整備など様々な事業の実施を進めます。こうしたことによって、市民はもちろん、他県・他市町村から観光に来られた方が安心して過ごせるまちづくりを目指していきたいと思います。
また、これからは若い力に北茨城を盛り上げてもらわなければなりません。若い人たちの誘客促進に繋がるような仕組みを考えていければと思っております。

海、山の魅力たっぷりの北茨城市ですが、ブルーツーリズム・グリーンツーリズムの取組はどのようにされていますか?

ブルーツーリズムとしては、大津漁港内の【よう・そろー】を拠点として、シラス漁などの漁業体験をすることができ、今までに地元はもとより首都圏の方面からも多数のご参加をいただいています。この体験を通じて「海」を知ってもらい、近隣の六角堂や茨城県立天心記念五浦美術館などにも足を運んでいただければと思います。また、グリーンツーリズムでは、北茨城市茜平総合交流施設「マウントあかね」や市内に3軒ある農家民宿で農業体験ができ、さらに、地元のボランティアによるガイドも行っています。一度と言わず何度も足を運んでいただき、多くの方に北茨城市の魅力を感じてもらえればと思います。

復興に向けて様々なイベントを企画されていると思いますが、今後のイベントについて教えていただけますか。

本年7月に再オープンした漁業歴史資料館【よう・そろー】は、市民に開放し、様々なイベントを開催しています。これからも、魅力があり地域が活性化されるようなイベントを開催できるよう、市民と一緒に企画を考えています。
また、北茨城市としては、2012年に誕生した市の観光ナビゲーター「あんちゃん」と、特に平潟で水揚げが多いアンコウをモチーフに2013年夏に誕生したインパクト(キモキャラ!)のあるイメージキャラクター「こうちゃん」と一緒に日本全国の物産展や各種イベントに参加する予定です。この「あんちゃん・こうちゃん」には物語があって、「あんちゃん」が五浦の海に行ったときにアンコウの「こうちゃん」が釣れて、持ち帰って一緒に住んでいるというものです。今後も、「あんちゃん・こうちゃん」と一緒に市を盛り上げていければと考えています。

最後に茨城県北部地域における 移住・二地域居住のポータルサイト【さとやま生活】をご覧になっている方に、メッセージをお願いたします!

北茨城市の里山は、皆さんの人生の30年、40年とずっと仕事をしている中で、「ここに一服しにきたら、なんとなく心が洗われたな。」と思ってもらえるところだと思います。
永住と言わなくても、ある程度ゆっくりしてもらえる場所を提供することが務めだと思います。
都心部の貸し農園などとは違った自然の魅力を感じ、鋭気を養い「日常に戻って頑張ろう」と思っていただけるような魅力のあるまちをつくってまいりますので、皆さんぜひ足をお運びください。


今後の北茨城市オススメ!!イベント情報

雨情の里港まつり

2013年11月3日(日祝)
会場:大津漁港
北茨城市の一大イベントとして、毎年多くの人出で賑わいを見せる「雨情の里港まつり」は、大津漁港敷地内で開催されます。あんこうの吊るし切り実演やあんこう鍋の販売、花園牛の網焼きには長蛇の列ができ、多くの人出でにぎわいます。新鮮な海の幸、山の幸が味わえる模擬店も多数出展します。
よさこい踊り、キャラクターショーなどステージイベントのほか、サンマのつかみどり、クルーザーやヘリコプター遊覧など、催し物も盛りだくさんで、家族そろって一日中楽しめるお祭りです。


北茨城市ノルディックウォーキング

2013年10月 ※開催日未定
オフシーズンのスキートレーニングとして1930年代にはじまったノルディックウォーキング。
ノルディックウォーキングは、専用ポールを使うことで、普通のウォーキングで使わない上半身を動かし全身運動となるのが最大の特徴です。2012年度に第一回北茨城市ノルディックウォーキングが開催され、本年度も同イベントを開催する予定となっています。

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