橋の名前

2017.09.13


携帯電話の「圏外」暮らし3ヶ月目。

着信の有無を確認するためもあって、700メートルほど離れた橋まで散歩するのが毎朝の習慣になった。

この新花沼橋のあたりまで歩けば、ようやくドコモの「圏内」に入る。

着信があると、橋の上から電話をかける。

わが家では「電話橋」と呼んでいる。

 

川を渡った向こう側には、橋の名前が平仮名で表記してある。

 

どこの誰が決めたのか、橋の名前は必ず、こっち側と向こう側で、漢字と平仮名になっているようだ。

 

昔、ウォークラリーのコース作りに、橋の名前をトリックに使ったことがある。

ラリーのコース案内図に、(橋の始まり部分に「しんはなぬまばし」という表記があったら、橋を渡って右折せよ)と図示してあるのだが、競技者が現地で遭遇する名前は「新花沼橋」。これを見て右折すればミスコースになる、というトリックである。

賢い競技者は、橋の向こう側の表記が平仮名であることに気づき、そして「このまま通り過ぎれば、どこかで戻って来るようになっているのだろう」と正しく推理するのである。

 

別の話になるが。

現地での呼び名が「しんはなぬまばし」だとしても、橋名の表記は「しんはなぬまはし」とする場合が多い。

「橋」や「川」の名前を表示する時には、「ばし」ではなく「はし」、「がわ」ではなく「かわ」とするのである。

その理由が面白い。

洪水の時は川が濁る。だから橋を「ばし」と濁らせるのは縁起が悪いということらしい。

那珂川にかかる橋は「なかかわ」と表記している例が多い。

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